カードローンの仕組みは、どのようになっているのでしょうか?
なんとなく分かっているという方が大半ではないでしょうか?
カードローンは住宅ローンと比較すると非常に分かりやすいです。気軽に借りられるからという理由で、テレビCMや雑誌などで盛んに宣伝されており、近年人気が急上昇しております。
住宅ローンとの違い
住宅ローンとは、住宅の新築や改築、土地の取得のために土地や家屋を担保にお金を借りるローンになります。
住宅ローンは、借入が決まったら先に全額、契約者の指定の金融機関に振り込まれ、その借りたお金を月々に返済していく形式になります。
契約時に融資の目的や返済方法が予め決められています。
この点が、カードローンとの大きな違いです。
審査が厳格
金融会社・保証会社の両方の審査に通らないと、カードローンを組むことが出来ません。
保証人は基本的に必要ないので、当然保証会社の審査は厳格になります。
審査項目は主に以下の項目が挙げられます。
- 年収
- 雇用形態
- 勤続年数
- 他社の借入状況
この審査の結果で限度額が決定し、その限度額内であれば何度でも借入が可能になっています。
返済方法は、概ね「リボルビング払い」を採用している会社が大半です。
カードローン種類は主に2種類
カードローンには、主に消費者金融カードローンと銀行カードローンの2種類存在します。それぞれの違いやメリット・デメリットを見てみましょう。
消費者金融
消費者金融のカードローンは、審査があまり厳しくなく融資までのスピードが非常に早いです。
また、ほとんどの消費者金融会社は土日も営業しているので、休日に急ぎで現金が欲しいという方にとっては、大きな味方でしょう。
ただし、金利が高いやイメージが良くないというデメリットの他に最大のデメリットは、最近の消費者金融会社は銀行の傘下に入っている会社が多く、そのグループに入ってない会社からの借入を受けると銀行カードローンの審査が異常に厳しくなる危険性もあるというデメリットも見逃すわけにはいきません。
- お急ぎの方にオススメ
- 審査が厳しくない
- 金利が高い
- 会社を選ばないと即ブラックリスト入り
銀行
銀行カードローンは、消費者金融に比べて審査は厳しめです。
そして、融資までのスピードも遅いので、即日現金が必要という方には向かないですね。
しかし、イメージは悪いといったことは基本的にはなく金利も低めの所がほとんどです。
また、銀行融資であれば返済事故さえ起こさなければ、ブラックリスト化することはなく安心感はあります。
また、当然ではあるが、その銀行の普通預金口座も必要なので、予め作っておいた方が賢明と言えるだろう。
- 金利が低い
- イメージは悪くない
- 即日融資は基本的に対応していない
- その銀行の普通預金口座が必要
- 土日の対応はしてない
- 返済方法さえ間違えなければブラックリストはない