「街金」(まちきん)とは、賃金業者のうち、大手の消費者金融会社や銀行を含まない、地元の人を主に顧客とした中小の会社のことです。
由来としては街中のオフィスビルの一角に事務所を構えている貸金業者が多かったためにこのような呼び方が出来たと言われています。
一般に街金でお金を借りる場合、特に資金使途は制限がなく(その分、金利は高い)、事務所に出向くか電話をするのが一般的で、また返済については、事務所に現金を持参するか、口座振込をするのが一般的でした。
なお、街金は、2007年に貸金業法が改正されたことにより、利息制限法の上限金利以下でなければ貸し出しができなくなったため、多くの合法的な業者は経営難に陥ったり、廃業するに至りました。